3回目のイルカセラピー

　3回目ともなると、ちょっぴり手順が良くなり、初めて退院した日の午後に発つことに挑戦！張り切って出発しました。

　いつもより早く着き、大喜びの私は、ちょっとした段を飛び降りて…グギッ‼︎やってしまいました😱左足首に激しい痛みが走り、動けなくなりました。

　仕方なく病院を探してタクシーに乗り込みました。痛みはじんじん、足首はみるみる腫れあがり紫色に変わりました。

　結果、骨に異常なし。捻挫。しかし、腫れあがった足首を見て「ギプスをしましょうか？」と言われました。ギプスをするとイルカセラピーにかかれないと思い断りました。

　タクシーで帰った後、地元ではないので松葉杖を借りることもできず、歩く速度は1〜2歳児程度。気持ちは、片足でケンケンして進みたいくらい…。さすがにこの年齢でそれは無理だと諦めてゆっくり歩きました。

　その晩、明日福岡に帰ろうかと随分悩みました。でも、何の為にここまで来たのかと考えると、とりあえず早く出発して、イルカセラピーに行ってみようと思ったのでした。

 

　次の日、足首は昨晩より腫れあがり靴もかかとを踏まないと履けない状態で色も濃い紫色になっていました。足が悪い為、会社に到着するまで必死！電車に乗り込むまでの時間がいつもの何倍とかかりました。

　早目に着いてコンビニでコーヒータイム。ふぅ〜と落ち着いて、イルカセラピーへ。

　いつものごとく全集中‼︎『おっ、きてるきてる、左足首に』後で知ったのですが、イルカセラピーは、自立神経も整えていくとのこと。行きの道中は『この足で、明日はどうしようかな？』と、不安がいっぱいでしたが、帰りは「明日もよろしくお願いしま〜す」と、元気に挨拶して会社を後にしたのでした。

　靴を踏むのは嫌なのでつっかけを購入し履き替えました。それでもやはり、帰りは時間がかかりました。

 

　5日間それを繰り返し、最後イルカセラピーにかかった後の足は…。血行が良くなった為か紫色や腫れは、ほぼとれ、いつもに近い状態で靴に履き替えて帰りました。血の巡りって大切だなぁとつくづく思いました。