イルカセラピーとの出逢い

久しぶりに投稿します。書くことに自信がなくて、とまっていました💦でも、私の言葉で伝えていきたいと思いました。

大体、イルカセラピーってなんなの？聞いたことないのやけど…と、思われていることでしょう。私もそうでした（笑）

それがなぜみなさんに提供したいと思ったのか、身の上話になりますが聞いて下さい❣️

 

54歳の3月に腫瘍が見つかり4月末に手術する予定でした。保育園に勤務していた私は4月新しいクラスの子どもたちを抱っこして眠りに誘っていました。そこで突然いいようのない痛みに襲われ救急車で病院に…パンパンに腫れあがっていた卵巣が破れて小さくなっていました。

今、手術をしても取り除く事だけしかできないと言われ20日間痛みに耐えながら自宅待機しました。

 

手術日の朝、紫の光が上から降り注ぎ神様が応援して下さっているのだと安心して手術室へ…手術中は亡くなった娘が守ってくれて最後は笑って送り出してくれました。

 

その後、腫瘍が癌であった事がわかり、抗がん剤を受けました。それからは毎日2〜3時間しか眠れず、人間って眠らなくても生きていけるんだと思いました。

日中は廊下を歩いたり唯一の楽しみである韓国ドラマを見たり食事を完食しながら明るい私でした。でも、夜がくると、やはり大丈夫、大丈夫と自分の中で戦っていました…

 

1回めの退院は娘の所に。歩くだけでサラサラ抜け落ちていく髪に頭で理解できても心が受け止められませんでしたが娘がいてくれたおかげで乗り超えられました。

 

2回目の入院。その頃は、自宅に一人は怖いので好中球が最低に落ちるまで入院させてもらっていました。その時に東京の従兄弟から電話があり、「イルカセラピーというのがあるのだけれど受けてみないか？」と言われました。どんなものかわからなかったのですが、卵巣が破れてそのまま20日も過ごしたという恐怖に打ち勝ちたかったので「行く、東京へ」と即座に答えたのでした。